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岡山市の催眠療法 岡山メンタルケアセンター

20年以上の経験と実績がある心と体の相談所

お知らせ

この世から消えたいと感じるのはうつ病かもしれません

日本は世界的に見ても自殺者が多く、年間に2万人近くの人が自ら命を絶っています。経済的な要因が原因で追い詰められてしまい、消えたいと考える人は多いようです。今年はコロナ禍の影響もあり、死にたいという方の相談が増えているのです。
会社の決算時期になると胃がキリキリと痛くなる、家計がマイナスで家族と喧嘩が絶えない、といった状況はつらいでしょう。
日照時間が短くなると気持ちが塞ぎこんでしまい、うつ病を招いてしまう方もいます。
地元から離れて親や友達と接触することがなくなり、クリスマスや年末年始などのタイミングでメンタルが不安定になる方は多いです。
相談相手がいない方は自分で自分を追い込みやすいので注意してください。
人間は誰かと会うことによって、気持ちを安定させたり、ストレスを解消させたりできるのです。
一人が好きだという方であっても、ずっと一人で過ごすのは精神的にも良くありません。
同僚がいつも落ち込んでいる、仕事の失敗が増えた、頻繁に遅刻するようになった、などの症状を確認できたらサポートしてあげましょう。
話を聞いたり遊びに誘ったりしてあげることで、相手の不安を軽減させられるはずです。
大切なことは愛の気持ちを込めて相手に愛の想いを伝えることなのです。



人と一緒だと食事をしにくいという方へ

これからの時期はクリスマスや忘年会に新年会と会食することが増えてくるので、人と食事をする行為を苦痛に感じられる方の相談を受けることが増えてきます。
なかには忘年会や新年会・社員旅行などの場で、緊張感が強いため頭の中が真っ白になり、まったく食べられなくなる方もいます。
普段は大好物でいくらでも食べられるメニューでも、周りに同僚や友達などがいると、箸が進まなくなる方は少なくありません。
食事は大勢で食べるとおいしくなると言われていますが、中には食欲が低下する、緊張や動悸がする、腹痛を感じる、頻繁にトイレに行くようになる、などの症状が生じてしまう方もいます。
呼吸器や消化器・泌尿器などに異常が発生するなど、本人もはっきりと症状を自覚できることが多いです。
こうした症状は会食恐怖と言われていましたが、近年は社交不安障害(SAD)の症状の一つだとされます。いずれにしても心の状態が不安定になっており、自律神経にも乱れが発生しています。
うつ病や摂食障害などが関係しているケースもあり、日常生活における過剰なストレスが引き金になっていることが多いです。
会食における恐怖を克服するには場数を踏めば良いと考えて、積極的に会食の場に行くという方もいますが、逆に症状を悪化させるケースがあります。
だからといって仲の良い友達と一緒に食事ができない状況はつらいでしょう。
会食できない悩みを感じている方は、まずはプロのカウンセリングを受けてみてください。



年末年始のお休み

当センターでは下記の期間、年末年始休業とさせて頂きますので、ご案内申し上げます。

休業期間中は何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
 

2020年12月29(火)〜2021年1月5日(火)

※2021年1月6日(水)から平常どうり営業いたします。







社会で子どもの虐待を防いでいきましょう

コロナ禍の影響もあり、子どもの虐待に関するニュースを目にすることは多いでしょう。
かわいい我が子に対して親が虐待をしてしまう背景には、親自身が気持ちに余裕のない状態に陥っていることがあります。
思いのほか子育てが大変で、そのストレスから当たり散らしてしまうという話は少なくないです。ほかにも核家族の進行により、お金に困りやすい状況が生まれていることも関係しています。
だからといって実家からの援助を受けるのが難しければ、ローンに手を出してしまう家庭も出てくるわけです。
子育ての大変さは想像以上であり、実際に経験したら驚いたという話は多いです。
2歳頃までは常に様子を確認しておく必要があり、過剰なストレスによりホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こす方は少なくありません。
こうした状態はうつ病などの精神疾患に進行するケースがあるため、子育ての負担を軽減するためにも周りが協力的になることが大切です。
必要とあれば先輩のママさんや行政機関、専門家の相談サービスなどを活用してください。




消えてしまいたいと感じたときの対処法

師走へ向けて仕事にプライベートにと忙しさが増す時期は、スケジュールがいっぱいいっぱいになり、いつの間にかストレスを抱えてしまうことが少なくありません。
もうダメだと気持ちが煮詰まったときは、我慢せずに自分の気持ちを話すことが大切です。
仕事をしている方なら(1)ちょっと最近仕事がきつい、(2)少し休みがほしい、(3)会社を辞めたい、(4)消えてしまいたいと、だんだん辛さが増していくかもしれません。
1人で抱え込まずに、まずは気の置ける同僚や友人などに本音を漏らしてみましょう。
できれば、上司に相談をして仕事の質や量を調整してもらうことや周囲の助けを借りることも大切です。
周りも忙しく、自分だけが頼るわけにはいかないとお酒や暴飲暴食、ショッピングなどに走らないようにしましょう。
自分1人ではなく、友達や恋人、同僚と一緒にできるストレス解消法を見つけるのもおすすめです。





過剰に手洗いをしていませんか

手を洗うことは病気予防の観点からも良いことで、最近は新型コロナウイルスの影響により手洗いの機会が急増したという人は多いでしょう。
しかし頻繁に手洗い・除菌をしていると、それが習慣化して癖になると考える人は多いはずです。結論からいえば習慣化する可能性はありますが、それはあくまで必要性があるからです。
新型コロナウイルスのワクチンが誕生してウイルスが消滅すれば、元の生活に戻っていく人が大半でしょう。
普段から過度の手洗いをしている人に関しては、強迫障害が影響しているかもしれません。
潔癖症という強迫観念を払拭するために、儀式的な行為を続けてしまうのです。手袋を装着しないとドアノブに触れない、ガス栓や玄関のカギなどを過剰に確認してしまう、などの症状も強迫観念によるものです。
こうした強迫行為のやっかいなところは、本人も意味のない行為だと自覚していることにあります。自覚していても脳がやめさせてくれないため、心は非常に疲れてしまうのです。
行き過ぎた強迫行為は日常生活に悪影響を及ぼしますので、まずは専門家のカウンセリングを受けてみてください。



インターネット中毒を少しでも改善するためには

パソコンだけでなくスマートフォンの普及によって、24時間いつでもインターネットを活用したサービスを受けることが可能な現代では、ネットオークションやSNSにショッピングだけでなく出会い系やゲームまで多岐にわたって楽しめる状況です。そんなインターネットにハマってしまい抜け出せない方は結構いらっしゃいますが、大きな特徴として日常生活での人間関係の希薄化が大きく、その関係性を埋めるためにバーチャル世界に依存することが結構あります。人間関係が希薄な現代ではインターネット中毒に陥る可能性は誰でもありますが、かといってインターネットが悪いわけではなく、確かに社会の利便性に関しての貢献度は高いです。しかし中毒にまでなってしまうと会社や学校を休んでまで24時間ネット漬けになり、孤独感は増し承認欲求は増大するためにトラブルが発生するリスクも高くなります。そんなインターネット中毒から抜け出すためには、まず現実社会での人間関係を良いものにする努力をすることです。努力といっても肩に力を入れすぎずに、たとえば社会人の方なら職場の同僚と今まで以上に挨拶をし、世間話をして関係性を持ちます。会社だけでなく家族間でも話すきっかけを作り、些細なことでも良いので会話をすることなど、まず第一歩を踏み出すことが大切です。








自殺を考えている患者さんと接するときは何に注意すればいいのでしょうか?

「自殺に関する話題を出してくる患者さんは自殺する心配がない」「自殺に関する話を患者さんにすることで、自殺行動を誘発することがある」などと言われますが、これらはすべて誤解から生じています。
「自殺をする人は周囲に黙って自殺をする」とも言われますが、実際はなんらかのサインを発しているケースが多いです。
このサインを見逃さないことが大切ですので、家族や友人・知人の方は優しく受け止めてあげる必要があるでしょう。
自殺を考えてしまう患者さんの心は非常に不安定になっています。心の不安を少しでも軽減するためには、しっかりと話を聞いてあげることが大切です。
たとえ道理・筋が通っていたとしても、正論や説教で相手を追い詰めるのは避けてください。





自傷行為の原因と背景疾患

自傷行為とは自分を傷つけてしまうことを言いますが、みなさんが知っているもので有名なのはリストカットではないでしょうか。
しかし、そのほかにも壁に頭を打ちつけたり、首をつったり、大量にアルコールを飲んだりなど、さまざまな方法で自分の体を痛めつけようとする行為も挙げられます。
ではその原因とはいったいなんなのでしょうか。
自傷行為を行ってしまう原因として一番多く見られるのは、自分の感情をうまくコントロールできない境界性パーソナリティ障害です。
多くの場合は非定型うつ病を合併するため、抑うつ状態を解消したくて自傷行為に陥ってしまう場合や自殺したくて自傷行為に至る場合も少なくありません。
また、発達障害や精神遅滞でも境界性パーソナリティ障害がみられることがあり、この場合は言いたいことがうまく伝えられず自傷行為に及んでしまうこともあります。
発達障害の子どもの場合は、成長にともない徐々に感情のコントロールや社会適応ができるようになり、それと共に改善されることも少なくありません。




自傷行為のさまざまな理由と共通点

付き添いのご家族から自傷行為について、よくご質問いただくことがありますので、自傷行為についてご説明します。
自分で故意に死ぬことがない程度に身体を傷付ける行為を、自傷行為と言います。
ただ、一口に自傷行為といっても、その言葉の適用範囲は広く、爪を噛んだり、ピアスをするために耳に穴を開けたりするようなものから始まって、命の危険に至るような重傷なものまで含まれます。
実際、自傷行為を繰り返すことによって、死亡してしまったケースもありますし、死ぬことがなかったのはたまたまで、実は自殺を図ったような場合もあるのです。
自傷行為の代名詞といえばリストカットです。
今ではかなり広く認知されるようになっていますが、それをしてしまう理由は人によってさまざまあります。時には、まったく正反対の理由で行う場合もあるのです。
一例を挙げると、生きているという現実感がほしくて行う人もいれば、逆に現実から離れたくて行う人もいます。
あるいはほかの人に自分が辛いということを理解してほしくて行う人もいれば、逆に誰も知らない自分だけの秘密がほしくて行う人もいます。
死にたくて行う人もいれば、生きたくて行う人もいるのです。また、特殊な理由でリストカットをしてしまう人たちもいます。
たとえば、「トランス状態になるため」「疎外感や空虚感を埋めるため」「バラバラの自分をつなぎとめるため」「抑制できない感情をコントロールするため」「自分を罰したり、責めたりするため」などです。
このような理由でリストカットを行う場合は、自分なりに問題を乗り越えようとしていることもあります。
さまざまな背景を持つリストカットですが、共通点もあります。それは別の方法で自分を表現することができないということです。
そのため治療においては、自傷行為以外の方法で自分を表現させていくのが一般的です。



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