2月〜3月は、進学、就職、転勤などで引越しする人が多いので、引っ越しうつ病になられて来られる方が多くなります。
新しい土地で、心機一転、頑張ろうという気持ちが湧いてくる方もいらっしゃることでしょう。
ただ、引越しは、強いストレスを生じてしまうこともあるので、注意が必要です。ここでは、念願のマイホームを建てた主婦が引越しのストレスで悩んでしまった例をご紹介します。
その方は、新居に引っ越したのを機に、ゴミやチリが気になって仕方なくなってしまいました。
今までは掃除に無頓着だったのに、頻繁に床掃除をしないと落ち着かなくなり、ストレスを溜め込んでしまったのです。
引越し先のご近所さんたちと、新しい人間関係を築くのも大きなストレスとなります。
特に、幼稚園未満の小さなお子さんを育てている専業主婦の方は、ご近所のママ友たちと馴染めないと、孤立してしまうことも珍しくありません。
このように、引越しには、思わぬストレスの原因が潜んでいることもありますので、過剰な期待はやめておいたほうが良いでしょう。
元々メンタル面に問題がある人はもちろんのこと、健康な方でも、引越しが原因でストレスに悩んでしまうこともあるのです。
引越しのストレスを予防する方法としては、事前に相談相手を見つけておくことをおすすめします。
電話やメールなどで気軽に相談できる人がいれば、気持ちがやわらぐことでしょう。
2月〜3月は、子どもたちにとっては、受験や就職など進路にかかわる大きなイベントを迎える季節です。今回は、念願の志望校へ合格したにもかかわらず、仲間から孤立してしまった女子中学生の事例をご紹介いたします。
彼女が孤立した原因は、ほかの友達よりもレベルの高い高校へ合格したからです。
そのことがきっかけで、仲間から嫉妬や反感を持たれるようになり、いじめに遭い、不登校となってしまいました。
中学生の三学期になると、すでに進路が決まっている子が多いため、長期間休んでそれほど影響がないかもしれませんね。
ただ、子どもが学校に行きたがらない場合や頭痛や腹痛を訴えることが多い場合は、注意をして様子を見たほうが良いでしょう。
親御さんの中には、春になって高校や大学で新しい生活が始まれば、また元気良く通うだろうと軽く考えている方も多いです。
そのような考えは、実は間違いなのです。子どもの悩みを放置してしまうと、問題がより深刻化してしまうことがあります。
不登校がきっかけで、高校や大学への興味を失ってしまう子どももいますので、注意が必要です。
子どもがどんなことで悩んでいるのか、一緒に考えて、注意深く見守ってあげましょう。
■いじめの傷は癒えにくいもの
いじめをした本人は覚えていなくても、いじめを受けた側は生涯においてトラウマを抱えるものです。
いじめを受けた場合は親や先生に相談するのが得策ですが、それができない子どもは少なくありません。
ひどいいじめを受けているのに誰にも相談できないとなると、心的障害を発症する可能性があります。頭痛や腹痛などの痛みに加えて、めまいや吐き気などが現れることもあります。
統合失調症や引きこもりは成人になってから発症することがありますが、実は幼少期のいじめが原因であるケースがあります。
■遊戯療法を活用して気持ちの伝達を
自分の気持ちをうまく伝えられない子どもは大勢います。だからこそ周りがよく観察し、異変にいち早く気づくことが大切です。
たとえば、以前と比べて覇気がなくなった、無理をして明るい性格を演出しているように感じられる、忘れ物が明らかに増えた、などと感じたら要注意です。
こうした異変が見られた場合、本人は何か悩みを抱えているのかもしれません。
いじめでつらい思いをしている子どもをケアするには遊戯療法が役立ちます。音や絵画、箱庭などを活用すれば、言葉以外で考えを伝えることができます。
子どもが置かれている現在の状況を認識するためにも、子どもが気持ちを伝えられる手段を用意してあげる必要があるのです。
近頃は、自分の言葉で自分の気持ちを伝えることが苦手な子どもが増えていることを知っていますか。
他人に自分の気持ちを伝えるのは、恥ずかしさが先行して苦手な子どもは昔からいました。
しかし、近年では実の親にさえ自分の気持ちを伝えるのができない子どもがいるのです。
こんな状況に加え、友達も少なくふさぎがちなわが子を見ると、とても心配になってしまうのではないでしょうか。
そんな子どもの症状を緩和するのにおすすめなのが、プレイセラピーなのです。遊戯療法とも言われ、言葉ではなく、遊びの中でコミュニケーションするという単純なものです。
遊びを通じて、コミュニケーションを取ることによって、子どもが何に対して恐怖を抱いているのかがわかることもあります。
たとえば、遊びの中で暴力的になってしまう子どもは、暴力を目撃する環境がトラウマになってしまっていることが判明することもあります。
言葉を使うのが苦手な子は、何が嫌なのか、何が怖いのかを伝えられず、母親ですらふさぎ込んでしまう原因がわからないこともあるのです。
もしそのような状況にお悩みなら、プレイセラピーで少しずつ、子どもが持っている違和感を解きほぐしてあげましょう。
新年明けましておめでとうございます。
多くの方々と出逢い、そして支えられた昨年は誠に幸多き一年であったことを、ここで心より感謝申し上げます。
あらゆるものが複雑になった現在は、これまでにないほどに悩みが多い時代です。
明日がどうなるかわからず、闇夜の中で彷徨われている方は少なくありません。
その中においてもなお一人ひとりへそっと寄り添い、未来に再び光を見出せるようサポートしていくことこそが目標です。
その目標へと辿り着くべく、引き続き精進し、いつも心がホッとして心が休まるような施療を追求してまいります。
多くの方々が笑顔で一日一日を過ごされることこそが願いであり、それの実現へ向けて本年も励んでいく次第です。
最後になりますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
本日27日をもちまして本年の心理相談と受付を終了いたしました。
新年は1月7日(金)からの営業となります。
今年も多くの方々とのご縁を頂きました。
心から感謝申し上げます。
新年も良い施療ができるよう、長めのお休みを頂きますが、
皆様も無理をなさらずにゆっくりお休みされ体調を整えてください。
平素より当センターの運営にご理解・ご協力いただきまことにありがとうございます。
岡山メンタルケアセンターでは新型コロナウイルス感染症に対し、院内消毒の徹底、手指消毒剤の設置、
換気の徹底、よりいっそうの対策の強化に取り組んでおります。
クライエント様には安心してご来院ください。
当センターのクライエント様、付き添いの方へ
ご来院に際しましてはマスクの着用をお願いいたします。カウンセリングルームでもマスク着用のまま施療をお受けください。
ご来院いただきましたら受付に設置してあります消毒剤で手指消毒をお願いいたします。
発熱、咳、息苦しさ、だるさ等の症状のある方は、ご来院の前にお電話でお問い合わせください。
他のお客様にご迷惑となりますので、何度注意してもマスクの着用をされていない方、手指消毒をされない方、迷惑行為をされる方はお帰りいただきますので宜しくお願い致します。
10回コースの方は1回分の消化とさせてお帰り頂きます。
新規の方はキャンセル料金を頂きますが入室できません。
態度が著しく悪い方は料金は結構なのでお帰り頂きます。
ご了承ください。
嫁と姑は仲が悪いというイメージがありますが、中には良好な関係を築いている方もいらっしゃることでしょう。
関係が良いのは素晴らしいことだから、問題はないと考えてしまいがちです。ただ、ほどほどに仲が良いことで、体の不調を訴える人も意外と多いのです。
当センターにも、嫁姑関係が良いはずなのに、お正月が近づくと頭痛や腹痛など症状が出てつらいというご相談をいただくことがあります。
手足がしびれるようになった場合や動機や過呼吸症候群などの症状がある場合は要注意ですね。
このような症状が出る嫁側の多くは、実は姑の存在をストレスに感じているケースがほとんどなのです。
良好な関係だと思い込むことで、そのストレスを認識できなくなる場合や無意識に抑圧してしまう人もいらっしゃいます。
その結果、心の病が出てきたり体にさまざまな不調が出てしまうのです。無理に自分の気持ちを抑え込むのはやめたほうが良いでしょう。
かといって、故意に憎しみ合う必要もありません。まずは、自分の中のストレスを認めることから始めてみると良いでしょう。
夫に適度に愚痴をこぼすのも、ストレス解消になり、気持ちを楽にできます。嫁姑問題は、夫の協力なしでは解決できません。
どうしてもつらいときはカウンセリングも検討してみてくださいね。
幼かった子どももいつかは自立して、結婚して親となります。そんな風に順調に進めば良いのですが、いつまで経っても親離れできない子どももいます。
親側も子離れできずに、あれこれと世話を焼く場合や余計な心配をしてしまうケースもありますね。最近は、母親に依存してしまう若い男性も増えています。
当センターにも、家庭内暴力の相談で、母親とその息子さんが相談に来られることがあるのですが、話すのは母親のみといったケースが珍しくありません。
母親が子どもに依存しすぎることや反対に、子どもが親に依存しすぎると、家庭内暴力を引き起こす原因となる場合があります。
家庭内暴力でよく見られる行動は、家具や家電などに当たったり、怒鳴ったり、暴れたりなどです。中には、家から出ずに引きこもってしまう若い男性もいます。
こういった家庭内暴力は、父親が毅然と立ち向かうことで解決できる場合があります。ただ、父親が非協力的な場合だと、家庭内暴力がますますエスカレートしかねません。
結局のところ、母親は自分の夫よりも、子どもに仕えている状態なのです。このようなケースでは、子ども、母親、父親の3人でカウンセリングを進めながら、治療を行うことが有効的です。
家庭内のことだからといって自分たちだけでなんとかしようとせずに、カウンセラーの力も頼ってみてくださいね。
「酒は百薬の長」ということわざもあるように、お酒は適量をたしなむ程度であれば問題はありません。
お酒を飲むことで、日ごろのストレス解消となっている方もいることでしょう。ただ、お酒だけしか楽しみがないという場合は、注意が必要です。
もしかしたら、アルコール依存症かもしれません。普通の状態であれば、お酒以外にも、趣味や日々の生活の中に何かしらの楽しみがあるはずです。
ご家族がお酒しか楽しみがないと言い出したら、同情してお酒を与えるのはやめたほうが良いでしょう。お酒を与えてしまうと、ますます依存度が上がってしまい、本人のためになりません。
アルコールの怖さは、お酒を飲まない人もしっかり認識しておくべきなのです。親がアルコール依存症になると、子どもにも影響を及ぼす可能性があります。
アダルトチルドレンになると、突然キレることや心の病気を併発することもあるのです。子どものためにも、アルコール依存症はできるだけすぐに解決したほうが良いでしょう。
アルコール依存症の治療には、周りの家族のサポートが必要です。
お酒に頼りたくなる本人の気持ちに理解を示して見守りつつ、良い方向へ解決できる道が見つかると良いですね。
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